上村建陶株式会社 - Uemura Kentou Co., Ltd

タイル豆知識Tile Tips

◆タイルの種類◆釉の種類

3.釉(うわぐすり)の種類

 

 

(1)無釉(むゆう)と施釉(せゆう)

施釉

タイルの表面に釉が施されているもの

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施釉タイルは、釉に含まれる顔料により表面の色をつくります。

素地別に見ると、白い素地のものに釉を施したものと、

鉄分などを含んだ有色素地のものに釉を施したものとがあります。

前者は内装壁タイルと施釉モザイクタイルなど色を揃えることを必要とするものに多く、

後者は窯変釉や不透明釉などを施した外装壁タイルに多く使われています。

また、素地に顔料を添加して作ったタイルの上に透明な釉を施したものもあります。


 


無釉

釉が施されていないもの

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無釉タイルの色には、粘土自体に含まれている鉄分などの呈色によるもの(土もの)と、

白色の素地に顔料(酸化金属およびその精製混合顔料)を添加配合して着色するもの(練り込み)があります。




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(2)主な釉の種類と特徴



透明釉
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釉の基本的なもので、その組成により石灰釉、亜鉛釉などさまざまに呼ばれる 無色透明の釉



砂金石釉

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鉄、クロム、ウラン、銅などの酸化物が釉中に懸濁(けんだく)浮遊したもので、キラキラ光る


マット釉

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微細な結晶や気泡を生じるようにした釉や半融状になるよう調合されたツヤ消し釉



貫入釉

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釉と素地との膨張率を変え、釉の前面にヒビをいれるようにしたもの



乳白釉

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乳濁剤として酸化鍚、ジルコニットなどを用いて釉の透明性をなくしたもので、一般には光沢がある




結晶釉

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釉の一部が熔融状態から冷えてゆくとき結晶を折出するようにしたもので、鉄や亜鉛などを加える


なまこ釉

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二重掛けの釉で、下釉の上に類似の釉を上掛けし、釉の流動によって斑紋や流紋などがあらわれたもの


ラスター釉

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光彩を発するようにした釉を700℃以上で製品表面に蒸着させたもの


参考・引用文献・写真:タイルの知識:株式会社LIXIL